こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。
先週末、日本へ一時帰国をしたのですが、怒涛のようなスケジュール組んでいたおかげで、あっという前にカンボジアへ帰国する日を迎えました。
久しぶりに光のような速さで過ぎる日々を過ごし、今、トランジット待ちのベトナム空港で、ほっとひと息ついています。
・・・その予定でしたが、日本で出発が遅れたために、ベトナムでのトランジット待ちは約30分と、結局帰りもばたばたでした。
久しぶりに窓際の席だったので、久しぶりに。
今回の日本滞在で改めて実感したのは、やっぱり自分は「人が好き」だなあということです。これだけグローバル化が進み、科学技術の発展した現代社会においては、外国人が入れるような国なら大抵、どこに行っても日本や世界中の人との「繋がり」を保てるのではないでしょうか。
FacebookやTwitterなどのSNSを用いて、あるいはSkype等でテレビ電話を使用して、いつでもどこでも「繋がれる」状況です。
現に私も、このブログをカンボジアから書いていますし、Skypeを使って日本の事務局にいるスタッフと打合せをすることがしばしばあります。それはもちろん、使えるものはうまく活用していけば良いのですが、直接、人に会って話すことを上回るほど実りのあるコミュニケーションは、今の私には思いつきません。
もともと人と話をするのが好きなのですが、それは人と話をしているのと同時に自分との対話を楽しんでいるところもあります。
話の内容だけでなく、その人の考えや言葉の言い回し、話す時の表情や身振り手振りなど、電話や文字だけだと伝わらない情報が一気にインプットされていきます。
同時に、自分が話すことでそれと同量のアウトプットをすることができます。
加えて、何かを人に伝える時って口から言葉が出る前に、あるいは文字にする前に、必ず「自分との対話」というステップを踏んでいるんですよね。おそらく無意識の間にもその作業を踏んでから、人に「言葉」で伝えているはずです。
幸いにも、私の周りには話し上手、聴き上手の方が多く、2時間ほど話せばお腹が鳴るぐらいの熱量を持った、大量のインプットとアウトプットができる環境があります。
学生時代ウガンダに滞在していた時も、現在書いているこのブログもそうですが、1人で生活をすると圧倒的に自分との対話をする時間が増えます。
休みの日だと、カフェやレストランで注文する以外、誰とも話さない日も往々にあります。それ以外は基本的に自分との対話を楽しんでいます。
海外にいると、よりその傾向が強くなるかもしれませんが、日本でひとり暮らしをしている方も同じではないでしょうか。
自身と対話をすることは、思考を深めていく上で重要なことですが、ある種の限界を孕んでるのも事実です。自分の価値観や経験、持ち合わせている言葉だけで物事を考えると、どうしてもあるところでストップしてしまいます。それを理解した上で、1人でとことん考えて、定期的に誰かにアウトプットし、アイディアの壁打ちをしてもらうことが、私には必要なのです。
誰かに話すことで、新たな視点に立つことができたり、それまで漠然と頭の中にあったアイディアまでの間に、急にロジックという道程が構築され、明確なものになっていくことがよくあることを知っているからです。
誰かに壁打ちしてもらうには、電話も良いですがやはり対面の方が好きだなあと思います。
今回の帰国は5泊6日と短かったのですが、そんな短さを感じさせないぐらい、たくさんの心の栄養をいただきました。
これから、自分がやりたいこと。そのために今やるべきこと。
見えかけては、また霧に埋もれて。
そんな繰り返しですが、自分の頭と手足を止めることさえなければ、いつかは確信を持って進めるはず。
全身から「わくわく」が溢れてきています。
着実に、ひとつずつクリアして、将来的に自分がやりたいことをやれる自分になれるよう、今日からまたカンボジアで楽しんでいきます。
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