新卒NGO職員がゆく。|延岡由規のブログ

気にしていたいのはいつだって、世間よりも「世界」だ

ならば、わたしは「かめ」になろう。

 

こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。

 

いきなりですが、「尊敬している人」や「目標にしている人」はいますか?

学生団体の先輩や、会社の上司など、自分よりも豊富な人生経験・知識を持っていて、「いつかはあの人のようになりたい」と思う人が、あなたにもいることと思います。
(あ、もしいなくても、全然問題ないと思います)

幸せなことに、わたしはこれまでにたくさんの方との出会いに恵まれ、尊敬している人がたくさんいます。
「1番尊敬している人は誰ですか?」と訊かれることがたまにあるのですが、その答えはいつも決まっています。

それは、わたしの両親です。

人一倍正義感が強く、曲がった事が大嫌いな父親。

そして、たくさんの壁にぶち当たりながらも、3人の子どもを大学まで通わせてくれた母親。(私、3人兄弟の末っ子なんです。)

それなりに意見の対立はありましたが、最終的に今の選択を応援してくれた母親を、私の母親にしてくれた父親は本当にすごいなあ、と。

とにかく、両親には感謝と尊敬の念で溢れ返っています。

 

また、国際協力の道に進む直接的なきっかけを与えてくださった、認定NPO法人テラ・ルネッサンスの小川真吾さん。
大学生時代にその団体を設立し、世界平和を実現するために、今日もどこかで世界を勇気で満たしておられる、テラ・ルネッサンス創設者の鬼丸昌也さん。

同世代においても、本気で国際協力に取り組む、認定NPO法人ロシナンテスの田才諒哉さんや、国際協力団体コンフロントワールドを設立した原貫太さんなどなど。

もうね、枚挙に遑がないとは本当にこのことですよ。

 

これだけ尊敬している人が周りにたくさんいると、自分の非力さがありありと実感させられることがあります。

この人はこんなに凄いのに、自分は・・・と。

 

でも、そんな時はいつも、このように考えます。

 

「ならば、『かめ』になろう」

 

うさぎとかめ

皆さん、一度はこの話を読まれたこと、耳にされたことはありますよね?

世界中で知られている、あの有名なイソップ童話です。

お話の内容を知っている前提で進めていきますが、私は「かめ」になろうといつも思っています。

童話の内容とは少しずれることをご了承いただいた上で。
例えば、目標にしている人が今の自分では到底及びそうもないほど、とんでもなく偉大な方の場合。

わたし個人の話に置き換えると、約20年間、国際協力の支援現場で活躍をされてきた方がそれに当たります。
あなたにとってそれは、会社の中でトップセールスを誇る上司かもしれません。
世界で活躍する起業家かもしれません。NGOの設立者かもしれません。

「こんな人になりたい」と思う人ほど、今の自分のレベルからはかけ離れていることが往々にしてあると思います。その時、あなたはどう感じますか?

自分の不甲斐なさに情けなくなりますか?

悔しさが込み上げてきたり、焦ったりしますか?

 

その感情もすごく大事だと思います。
それらが原動力となって、前に進めるのも事実です。

でも、それだけだとちょっとしんどくないですかね。。

 

わたしは良くも悪くもマイペースな部分がありまして、急ぐことはあっても、基本的に焦ることはありません。焦ることほど生産性のないことはないと思っています。

目標と今の自分との間に大きなギャップがあることが分かったら、それを埋めるために動き続ける以外ないのではないでしょうか。その場に立ち止まってしまっては変化は起こらない気がします。例え、それが前であろうと後ろであろうと。

 

目標に対して、自分が小さすぎると感じてしまう時ほど、とにかく動いてみませんか。

「うさぎとかめ」の「かめ」のように、どれだけゴールが遠くにあろうと。

どれだけ「うさぎ」が先に行ってしまおうと。

歩き続けていたらそのうちゴールにたどり着くことができます。


逆に、立ち止まってしまったら一向にゴールまでの距離は縮まらず、あるいは余計に遠のいてしまうこともあります。

 

大事なことは、時間軸を自分の中に持つこと。

 

その方が気が楽で良いですよ。
自分の人生を他者の時間軸で生きるとしんどくないですか?

 

それから、焦るのをやめること。

必要があれば、焦るのではなく急ぎましょう。
その方がずっと早く、次のステップに上がることができると思いませんか?

 

 

こんなことを考えながら、尊敬する人、目標にしている人の背中を追いかけて、「かめ」のようにゆるゆると、今日も過ごしております。。

 

うさぎとかめ、続きがあるそうです。

まけうさぎ (新日本出版社の絵本)

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