新卒NGO職員がゆく。

カンボジア駐在の新米"国際協力師"による、国際協力やキャリア等に関する一考察。

村人から村人へ。


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こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。

 
今週、村落開発支援プロジェクトを実施しているロカブッス村にて、鶏・アヒルの飼育技術訓練を実施しました。

昨年度から家畜銀行という形で、ロカブッス村の人たちの収入源を多様化することを目標に、家畜の飼育技術を伝えています。すでに、牛とヤギの提供は済んでおり、村の人たちが育てています。

そして、今年度は鶏とアヒルの銀行を開始するということで、今年6月6日〜9日の4日間に渡るトレーニングを終了しています。これは、カウンターパートの現地NGO CRDNASEのスタッフから、ロカブッス村の住民に技術を提供するというものです。

村の中で家畜飼育の専門家を育成するという目的で実施し、座学からフィールドトリップまで盛りだくさんの内容でした。6月のトレーニング内容については、4月から8月までインターンとしてカンボジア事務所に来てくれていたインターン生の川島さんが、テラ・ルネッサンス公式ブログに詳細を書いてくれていますので、ぜひご覧ください。

terrarenaissance.blog.fc2.com


さて、今回の技術訓練は、6月に研修を受けたロカブッス村の家畜飼育専門家による、村人たちへのトレーニングでした。CRDNASEの先生たちがサポートしつつ、6月に学んだことを存分に、村人たちに伝えてくれました。

1日目は、主に知識の提供。鶏の飼育に必要なものや、餌についてなど、参加者も興味津々に聞いていました。

新卒NGO職員がゆく。 photo by Yuki Nobuoka
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2日目は、実践を交えて、みんなでEM(有用微生物群)を活用した発酵飼料の作り方を学びます。

新卒NGO職員がゆく。 photo by Yuki Nobuoka

カンボジアにある植物などを使って作られるEM飼料を家畜に与えることで、病気にかかりにくくなったり、育ちが早くなったりするようです。

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自然にあるもので作る飼料を使うことで、一般的に販売されている化学的な「薬」による家畜への悪影響を防ぐことができたり、それを購入するコストを削減できたりとメリットがたくさんあります。

 

鶏やアヒル自体は、カンボジアの農村地域でも比較的よく飼育されています。しかし、病気にかかるリスクが高いのです。

新卒NGO職員がゆく。 photo by Yuki Nobuoka

 

鶏を飼っていた村人の中には、そろそろ売れるぐらいに成長したかと思っていた鶏たちが、一夜にしてすべて病気で死んでしまった、と話してくれた人もいます。

 

技術を伝え、実践することで罹病率を低下させ、鶏やアヒルの飼育が村人たちの収入源のひとつとして確立されるよう、今後もサポートをしていきます。

新卒NGO職員がゆく。 photo by Yuki Nobuoka

村人が技術を受け入れるとき‐伝統的農業から水稲栽培農業への発展‐ (創成社新書47)
 

日々の写真は、こちらをどうぞ。www.instagram.com

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