新卒・NGO職員がゆく。

カンボジア駐在の新米"国際協力師"による、国際協力やキャリア等に関する一考察。

就職活動を振り返る。


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こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。

 

就活生の皆さん、6月になりいよいよ選考活動が本格化してきたのではないでしょうか?
中にはすでに内定(内々定という扱いになるのでしょうか)をいくつか獲得した方もいらっしゃることでしょう。まだの方も、全然焦る必要はありません。

就活も結局は人と人の巡り合わせなので、必ずあなたを必要としている人、企業に出会うことができます。

 

さて、新卒で国際協力NGOに就職し、しかも海外駐在という非常にありがたい進路を歩ませていただいている私ですが、実は普通に就職活動もしていました。

意外に思われるかもしれませんが、1年前の今頃は(指定された場合のみ)スーツを着ていくつかの企業の説明会や選考会に参加していたのです。

2017年卒の就職活動も情報解禁は3月1日、選考開始については6月1日だったと記憶しています。今年も就活の選考解禁日を迎え、そんな私の就活を少し振り返ってみたいと思います。

 

 

就活はカンボジアでスタート

2015年度、大学を1年間休学していた私は、就活の情報解禁であった2016年3月、カンボジアにいました。
認定NPO法人テラ・ルネッサンスのカンボジア事務所でインターン生として、地雷埋設地域の村落開発支援や、地雷被害者家族の生計向上支援に携わっていました。

もともと、一般的な就活をするつもりのなかった私は、大手就職サイトには登録せず、仕事の合間を縫って気になる企業を見つけては無謀にも問合せをし、海外にいてもできる準備はないか聞きまくっていました。

大半は、自動返信メールが届くのみでしたが、中には企業担当者からご丁寧に返信をいただくこともありました。しかし、その内容は「日本に帰国されてから、改めてご連絡ください」といったものでした。

そりゃそうかと思っていたところ、ある企業の方がSkypeにて企業説明を行いましょう、と言ってくださり、カンボジアにいながら1対1でその企業の説明会を実施してくださったのです。

ご縁が重なって、その企業は最終選考まで進みましたが、最終的には今の進路に決めたために辞退することとなりました。

 

ここで感じたのは、自分が動けば何かが生まれるということです。

何も生まれなくても、「何も生まれなかった」ということが生み出されます。

 

一見、不可能に思えることでも、動いてみないとそれが可能かどうかはわかりませんよね。
カンボジアにいながら、まさか企業説明を聞くことができるなんて、私自身も想像していませんでしたが、結果としてそれは可能でした。

 

きちんと見てくれている人はいるんだなあ、と勝手にほっこりもした自分もいました。

 

 

スケジュール帳が予定だらけに

2016年4月、帰国と同時に復学し、周りには毎日のようにスーツを着て授業に来る学生が増えていました。説明会や面接のために、授業を欠席する学生も少なくありませんでした。

「なんか違うなあ」と居心地の悪さを感じていた私は、一度もスーツを着て学校に行くこともなく、普段通りの学生生活を送っていました。

ただ、授業のない日のスケジュールは割とびっしり埋まっていました。気になる企業がそれだけあったからです。いくらホームページの情報を読んでも分からないことだらけだったので、とにかく話を聴こうと、結構色々な企業の説明・選考会に足を運んでいました。

 

でも、それが楽しかったんです。

 

きちんとしたインターンの経験はNPO・NGOのみで、ビジネスにはさほど興味もなかった私ですが、ここに入ってみたい、と思える企業はいくつかありました。
毎回たくさんの出会いがあり、たくさんの学びがあり、本当に楽しむことができました。

 

 

私が就活をしていた理由

結局、NGOに就職という今の道を選んだのですが、私が一応、就活をしていたのにも理由があります。

 

それは、結婚願望があったからです。

 

日本で普通に働いて、普通に貯金をしていれば、昔からの理想である25歳ぐらいには結婚、30歳までには子どもが2、3人できて、幸せな家庭を築けるかなあ、と淡い期待を抱いていました。

 

 

 

 

・・・というのは(半分)冗談です。

 

 

NGOへの道に片足を踏み入れつつ、一般企業の就職活動をしていた理由は主に3つあります。

 

1つ目は、他に方法が思いつかなかったから。

一時期、大学を中途退学することも本気で考えていましたが、将来を考えて大学を卒業することは決めていました。そして、卒業後に仕事をするとなった時、今の日本社会では就活をする以外に、仕事に就く方法を考えつくことができませんでした。

起業という考えもありましたが、それは最終手段として捉えていました。もしも働きたいと思える場がなかったら、自分で創るしかないなあと。

 

2つ目は、NGOへの就職を「逃げ」だと思われたくなかったから。

今の進路を決めるにあたって、親や周りの大人から、なんやかんやと言われることは予想していました。し、実際に色々と言われて説得するのに時間がかかりました。

その時の材料として、就活をしていたこと、内定を取っていたことは、とても有効的だと思って就活をしていた側面もあります。あくまでも、私にとってはNGOへの就職も選択肢のひとつなわけであったのですが、どうやらそれが伝わりにくかったのです。

 

「一般企業に就職したくないから、国際協力を選んだんでしょ?」

 

「就活をしたくないから、NGOに就職したいんでしょ?」

 

そう言われるのが気に食わないなあと思っていたので。

 

最後、3つ目は単純に就活をやりたいと思ったから。

不思議なもので、興味がなかったことでも、やり出すと面白くなってくるのです。今の就活のシステムに違和感こそ覚えていたものの、「就活生です」というだけで信じられないほどたくさんの人生の先輩方が直接話をしてくれて、信じられないほどたくさんのお金がそこにはかけられていて。

いや、普通に面白かったです。

世の中には面白い企業がたくさんあることを実感することができましたし、面白い人がたくさんいることを改めて思い知りました。

井の中の蛙の胃の中から、片手片足を出すことができた感じでした。

 

 

結論、就活はやってみて本当に良かったです。
将来的にビジネスにも携わりたいと本気で思えるようになったり、人生の先輩方のエネルギーも巻き込んで、社会を変えていきたいと思えるようになりました。

 

今、就職活動で悩みを抱えている方も少なくないかと思います。そんな方は今一度、就活をやる必要があるかを考えてみていただきたいです。

 

私の場合は、やる必要があった、かつ、やりたいと思っていた。だからやっていたといった感じです。

 

もしも必要性がないという結論に達したら、就活なんてやめてしまいましょう。別の、幸せになる方法があるはず。

就活をする必要がある方、面白いと感じる方は、納得のいくまでとことん頑張ってください。

 

 

大丈夫です。

私がそうであるように、

あなたを必要としている誰かが、この世界には必ず存在していますよ。 

 

確かに、「日経」はいらなかったです。 

 

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